音大受験体験記
まず、私が音大受験したときのことをお話しようと思います(^ν^)
かなり一般人と違う流れだと思いますので、こんな無謀な奴もいるんだよということをご紹介しておきますw
私は、小さい頃習い事は何もしていませんでしたが(これが生涯の命取りになります。笑)音楽が大好きでした。
小学校では鼓笛隊に入ってました。
中学校で吹奏楽部に入り、そこでホルンと運命の出会い。
すぐに吹奏楽にのめりこみ、近くに音楽があったこともあり、漠然と音楽大学進学に憧れます。
音大受験は副科でピアノが必要と聞いたので、なんとなく始めました。
また趣味でフルートを習ったりもしました。
高校は吹奏楽が強い公立高校を選び進学。
しかし、ここで鬱病を発症。(´Д` )
部活を辞めざるを得ない状態に。。
楽器がなく練習環境などが用意できないことからも、ホルンでの音楽進学は諦めることになりました。
ですが、将来音楽の仕事に就きたい、音楽を専門的に勉強したいという気持ちは捨てられず、高校2年の夏に別の道を模索します。
当時習っていたフルートの先生の旦那様がピアニストで、音大受験にも対応していると伺った私はすぐに門を叩きました。
この時点でピアノはほぼ未経験ですが笑、ピアノで音大に行くか、ホルンで音大に行くか、声楽で音大に行くかの3つの道が示されました。
ホルンは環境的に、また病気の関係で精神的に難しいと分かっていたので除外。
声楽のことは全く知らなかったので除外。笑
(これについても、後ほど非常に後悔することに。。)
最終的に、どの科でも必須のピアノを弾いて音大を目指すことが決まりました。
中学校のときに半年ほどピアノを習いましたが、なんとなく始めただけなので家にピアノがなく、この時点でバイエル50番目くらいでした。笑
音楽の先生になりたい気持ちがあったので、実技が少しやさしい音楽教育学科を受験することになりましたが、問題がありました。
基本的に師事した先生の出身校を受験するのが普通なのですが、先生の出身校の音楽教育学科は器楽学科と同様に専攻楽器があり、器楽学科のピアノ科とほぼ同じ試験内容だったのです。
こうして、高校2年の夏時点でバイエル50番程度の初心者がショパンのエチュードや平均律を弾いて音大受験することになりました…!
これがどんなに無謀なことなのか、この時点では全くわかっていなかったのでした。